「戦型」 ・・・その囲いがよく使われる戦型
「守備駒」・・その囲いに必要な最低限の守り駒
美濃囲い
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「戦型」 すべての戦型
「守備駒」３八銀、４九金
「長所」 手軽に囲えて固い
「短所」 縦からの攻め、端攻めに弱い
振り飛車の中で最も一般的な囲いです。手数もそれほど掛からず、横からの攻めに強い形。５八の金は無くても立派な美濃囲いですが、区別するために「片美濃」と言うこともあります。図の形からさらに手数をかけて、上部を補強した「高美濃囲い」→「銀冠」へと発展させていくこともできます。
銀冠
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「戦型」 対抗型
「守備駒」８七銀、７八金
「長所」 固い
「短所」 特になし
王様の頭に銀を配置した囲い。高美濃から組み替えて銀冠にするのが一般的です。美濃の弱点であった端攻めに対しても強くなり、隙のない形です。
穴熊囲い
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「戦型」 すべての戦型
「守備駒」２八銀、３九金or３八金
「長所」 固い。王手が掛からない
「短所」 手数が掛かる
王手がかからないように周りの駒で王様を固めた囲い。振り飛車の穴熊の場合は、振り飛車穴熊ということもありますが、単に穴熊と言う方が一般的です。穴熊の囲いはバリエーションがあり、図の囲い以外にも色々あります。
金無双
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「戦型」 相振り飛車
「守備駒」４八金、５八金、２八銀
「長所」 手数がかからない
「短所」 横と王様のコビン（４七）が弱点
相振り飛車のときに用いられる、金を２枚横に並べた囲い。２枚金とも言います。囲いとしては弱点の多い形ですが、自分から先攻したい場合に有効です。
矢倉
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「戦型」 相振り飛車
「守備駒」３七銀、３八金
「長所」 縦からの攻めに強い
「短所」 横からの攻めに若干弱い
縦からの攻めには強いので、相振り飛車の際に時々用いられます。